【旅と食の記録】イスキア島で出会った、南イタリアの光と味わい
ciao!イタリア料理とパンの教室ラクッチーナサッチを主催
料理家の藤野祥です。
しばらくお休みしていた南イタリア食の旅の様子をアップします。
ナポリを制覇したナポリ食の旅4日目です。
朝、ナポリのAirone Hotelでいただいた朝食。
シンプルながら素材の味が生きていて、やはりイタリアの朝はパンとカプチーノで始まるのが一番。サクッとしたクロワッサンに、ほんのり甘いマーマレード。そしてエスプレッソの香りが、今日の旅の期待をぐっと高めてくれました。

9時、ナポリ港から大型船に乗って、目指すはイスキア島(Ischia)へいざ出発。
ナポリ湾に浮かぶこの火山島は、地元の人々にも人気のリゾート地。船で約1時間の小旅行です。

イスキア島到着 — 食と歴史が溶け合う場所
イスキアに着いてまず目に飛び込んでくるのは、陽光に輝く海と緑豊かな丘のコントラスト。

街角ではちょうどカプート社のイベントが開催中


粉の香りと焼き立てピッツァの香りに包まれていました。
プロとして思わず足を止めて見てしまうのが、地元の生地の扱いや火入れのバランス。イスキアの職人さんたちの技は、ナポリに負けない本物の味と情熱を感じます。
そして、どうしても食べたかったのが、イスキア島の名物菓子「Lingua(リングア)」。
サクサクのパイ生地に、爽やかなレモンクリームがたっぷり。

こ
島の高台にある修道院と、かっこいい運転手さん
事前に予約していたタクシーで、島の高台にある**サン・ミケーレ修道院(Abbazia San Michele)**へ。

これがまた、びっくりするほど細くて急な山道!
でも運転手さんはスイスイと、まるで映画のワンシーンのように運転。
思わず「Bravo(すごい)!」と声をかけたくなるほどの腕前でした👏✨


修道院からは、青く広がるティレニア海を一望できて、まさに「ここに来てよかった」と思える絶景。
観光地だけど、どこか人の暮らしが感じられる温かい場所でした。

食のプロとしても、五感が刺激される島
イスキア島は、ナポリとはまた違ったゆったりとした空気が流れていて、
食材の香りや自然の音、光の強さ…どれもが料理人の感性をくすぐるものばかり。
今回の旅では時間が足りなかったので、次回はもっとじっくり滞在して、現地の市場や農家さんにも足を運んでみたいと思っています。旅行記の続きままた、アップしますね。よかったらまた遊びにいらしてください。
イスキアでは可愛い猫ちゃんいも出会えました。

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