ciao!
イタリア料理とパンの教室ラクッチーナサッチを主催してます。
料理家の藤野幸子です。
今年もシュトレンレッスンがはじまりました
ドイツに住んでいた頃、冬になるとどこのパン屋さんにもシュトレンがずらり。スパイスとバターの香りがふわっと漂って、思わず毎年買ってしまう…そんな懐かしいお菓子です。
ラクッチーナサッチは、イタリア料理とパンの教室ですが、この時期は、ドイツのシュトレンをあじわっていただきたって毎年、対面とオンラインで大人気のシュトレンレッスン開催してます。
今年は少しアレンジして、外皮をしっかりつけたタイプにしてみました。見た目はちょっと素朴ですが、切れば中からフルーツとマジパンがぎゅっと詰まった“ご褒美の断面”が出てきます。
■ シュトレンってどんなお菓子？
シュトレンはドイツのクリスマスに欠かせない発酵菓子。
ドライフルーツやナッツ、スパイス、マジパンが入っていて、焼き上げたらすぐに食べるというより、数日〜1週間ほど寝かせておいしさが育つのを待つお菓子なんです。
ドイツでは、クリスマスまで薄くスライスして“毎日ちょっとずつ”味わうのが習慣。日に日にしっとりして香りが深くなるのが、また楽しみでもあります。
■ 今年の一工夫
今年のシュトレンは、
・外皮をつけて、より香りを閉じ込める
・スパイスのバランスを調整
・しっとり感が長く続くように工夫
と、少しだけ進化させました。
外皮があることでカット面がきれいで、味のまとまりもよく、熟成させるとさらに美味しくなります。
レッスンでは、成形のちょっとしたポイントや、バターの含ませ方、よりおいしく食べるコツもお伝えしています。
今年も皆さんと一緒に、クリスマスまでのワクワクを楽しめますように。
シュトレンを作ったあとは、お料理とお菓子でちょっとクリスマス気分です。
イタリア料理とパンの教室「ラクッチーナサッチ」
対面（横浜・日吉）とオンラインで開催中です。
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