レシピ

イタリアのパスタ・パッケり

イタリアのパスタと、今日の主役「パッケリ」

イタリア料理都パンの教室ラクッチーナサッチを横浜で対面とオンラインレッスンを開催してます。

料理家の藤野さchです。

~エビとマッシュルームの旨みたっぷりソースで楽しむ~

イタリア料理の魅力の一つ、それは何といっても“パスタの種類”。
日本ではロングパスタのスパゲッティが有名ですが、イタリアに目を向けてみると、その種類は実に300以上ともいわれているんです。形や厚み、穴の有無、地域ごとの伝統など、知れば知るほど奥深い世界。

藤野幸子で自分で検索したらかなりたくさんのパスタが出てきました。随分たくさん作って食べたな〜と思います😆

パスタは、大きく分けて「ロングパスタ」「ショートパスタ」「詰め物入りパスタ」、そして最近では「グルテンフリーパスタ」など、選び方にも個性が出ます。

そんな中、今回ご紹介するのは 「パッケリ(Paccheri)」
ナポリ発祥のショートパスタで、まるで小さな筒のような形。存在感があり、口に入れたときのもっちり感とソースの絡みが格別なんです。パスタを食べてるっていう満足感がすごいです!


■ 最高の組み合わせ:エビとマッシュルームのソース

今日はこのパッケリに、エビとマッシュルームを合わせた濃厚なソースを絡めました。
エビの甘さと香り、マッシュルームの旨み、白ワインで軽やかに仕上げたソースが、パッケリの内部にじゅわっと染み込んで…もう、これは絶妙の相性。

初めてこの組み合わせに出会ったのは、何年か前、ナポリの小さなトラットリア。厨房の片隅で、手際よくパッケリを茹でているシェフの姿が今でも忘れられません。茹で上がったパスタに、フライパンでサッと仕上げた魚介のソースを絡めるだけ。それなのに、あまりのおいしさに感動して、思わずシェフに話しかけてしまったほどです。


■ プロの視点:パッケリを上手にゆでるコツ

パッケリは大きくて厚みがある分、茹で時間がやや長め。10〜14分ほどかかることもあります。
その分、中までしっかりと火を通しつつ、中心はもちっとした食感を残すのがポイント。アルデンテの加減を見極めるには、ちょっとした練習と経験が必要ですが、それもまた料理の楽しみの一つ。

ソースは、水分を飛ばしすぎないように仕上げるのがコツです。エビから出る香りと旨みは宝物。火を入れすぎると固くなってしまうので、最後にサッと和えるくらいがちょうど良いです。


■ シンプルだけど、特別な一皿

イタリアの料理は決して難しくない。
素材の味を活かすシンプルさと、ちょっとした相性の良さを知るだけで、特別な一皿になります。
この「パッケリ×エビ×マッシュルーム」も、そんなシンプルさの中に感動が詰まった組み合わせ。見た目も華やかで、おもてなしにもぴったりです。


次にパスタを選ぶときは、ぜひ「パッケリ」にも目を向けてみてください。
一見「大きくて使いづらそう」と思われるかもしれませんが、一口食べればそのイメージはガラリと変わるはず。
エビや魚介、濃厚なソースと相性抜群なので、ぜひ一度、試してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人
藤野幸子

藤野幸子

オリーブオイルソムリエ
野菜ソムリエ
健康管理一般指導員
豆腐マイスター認定料理講師

結婚後、フランクフルトのイタリアレストランで6年間、イタリア人と一緒に厨房で働く。
2000年に日本へ帰国。
成城と日吉で料理教室ラクッチーナをスタート。

多くの方に、まかない料理のように簡単で、美味しく、しかも、ちょっとおしゃれなイタリア料理作りを教えています。
レストランできれいに飾った料理とは違った、きどらない、おいしくって簡単料理!
お友達や家族と一緒に楽しめる、料理やテーブル作りを提案します。

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