ciao!横浜でイタリア料理とパンの教室ラクッチーナサッチを主催してます。
料理家の藤野幸子です。
パンを作りたいけれど、
「こねるのが大変そう」
「時間がかかりそう」
そんなふうに思ったことはありませんか?
先日Instagramでご紹介したのは、まったくこねずに作るイタリアのフォカッチャ。

たくさんの方に見ていただき、
「これなら作ってみたい」
「本当にこねなくていいんですね」
という反応をいただきました。
私は長くパンを作り、教えてきましたが、最近ますます思うのは、
パン作りは、必要以上に難しくしなくてもいい
ということです。
こねなくてもパンは作れます
パンというと、「しっかりこねてグルテンを作る」というイメージがあります。
もちろん、パンによってはしっかりこねることが必要です。
でも、水分を多めにした生地は、粉と水を合わせて時間を置くことで、生地が少しずつつながっていきます。
力いっぱい長時間こねなくても、時間を上手に使えば、おいしいパンを作ることができます。
今回のフォカッチャもそのひとつです。
材料を混ぜたら、あとは生地の変化を見ながら発酵させます。
パン作りで大切なのは、時計だけを見るのではなく、生地を見ること。
気温や室温によって発酵の進み方は変わるので、「○分たったから次へ」ではなく、生地がどう変化したかを見てあげます。
これは、私がレッスンでもいつもお伝えしていることです。
フォカッチャは家庭で作りやすいイタリアのパン
フォカッチャは、イタリアで親しまれているシンプルなパンです。
オリーブオイルを使い、表面は香ばしく、中はしっとり。
そのまま食べてもおいしいですし、料理に添えたり、横から切って具材を挟んだり。
トマトやローズマリー、オリーブなど、季節やその日の料理に合わせてアレンジできるのも楽しいところです。
難しい成形も必要ありません。
だから私は、家庭で気軽にパンを楽しみたい方にこそ作っていただきたいパンだと思っています。
「頑張らなくても、おいしい」パン作りを
パン作りを長く続けるほど、工程を増やすことよりも、
「これは本当に必要?」
「もっとシンプルにできない?」
と考えるようになりました。

手を抜くということではありません。
粉、水、発酵、温度。
大切なところをきちんと見れば、必要以上に頑張らなくても、おいしいパンになります。
シンプルだから、おいしい。

毎日の暮らしの中で、気負わず焼けるパンを、これからもご紹介していきたいと思います。
焼きたてのフォカッチャを手で割ったときの、あのふわっとした香り。
ぜひご家庭でも楽しんでみてください。
藤野幸子
La Cucina Sachi
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