南イタリア料理とパンの教室ラクッチーナサッチを主催してます。
料理家の藤野幸子です。
こちらは藤野幸子の公式ブログです。見にきてくださってありがとうございます
冬が近づくと、毎年楽しみにしているのがシュトレン作り。先日もレッスンで生徒さんたちと一緒に作りましたが、やっぱりこの作業は特別な時間です。
今回は、自分用にも一つ作ってみることに。最近、カロリー控えめが流行っていて普段なら控えめにするバターも、今回は「自分へのご褒美」としてたっぷりと使いました！
シュトレンは、スライスして少しずつ楽しむお菓子。そのため、味をしっかりと引き立たせるにはバターの存在が欠かせません。焼き上がった時の芳醇な香りや、口の中でほろりと崩れるリッチな食感は、たっぷりのバターがあってこそ生まれるもの。こうした贅沢さがシュトレンの魅力ですよね。
作ったシュトレンには、これからたっぷりの粉砂糖を振りかけて仕上げます。その後はしばらくの間お休みさせ、味をなじませていきます。この「寝かせる時間」は待ち遠しくもあり、完成が楽しみでワクワクするひととき。日が経つほどに美味しくなるなんて、シュトレンならではの魅力ですね。
冬の寒い日に、コーヒーや紅茶と一緒にシュトレンを一切れ。口に運ぶたびに、季節の贅沢をしみじみ感じられるのも嬉しいところ。カロリーのことを考えて一瞬ためらうこともありますが、ひと口食べると「これも冬の楽しみ！」と心が満たされます。
手作りのシュトレンは、好きな具材を入れて自分好みに仕上げられるのも魅力の一つ。ぜひ皆さんもこの季節、自分だけのシュトレンを作ってみてはいかがでしょうか？大切な人と一緒に楽しむ時間も、きっと心温まるものになるはずです
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