イタリアのパンチャバタとフランスのリュスティックの違い
南イタリア料理とパンの教室ラクッチーナサッチを主催してます。
料理家の藤野幸子です。
パンはその国ごとの暮らしや食文化を感じられる楽しい食べ物ですよね。今日は、イタリアのパンチャバタとフランスのリュスティックの違いを、ちょこっとご紹介します。
パンチャバタ(Ciabatta)って?
パンチャバタは、1980年代にイタリアで生まれたパンです。その名前はイタリア語で「スリッパ」を意味し、平たくてちょっとスリッパみたいな形をしています。私もイタリアでよく食べたシンプルで美味しいパンです。
特徴:
- 外は薄くてパリッと、中はしっとりふわふわ。
- 大きな気泡が入っていて、軽い食感。
- オリーブオイルを使っているので、ほんのりコクがあって美味しい〜!
- サンドイッチやパニーニにピッタリです。
リュスティック(Rustic)って?
リュスティックはフランス語で「素朴な」という意味のパンで、家庭的でシンプルなスタイルが魅力です。
特徴:
- 外側はしっかりカリッとしていて香ばしい。
- 中はふんわりしていて、小さな気泡がたくさん。
- 材料は小麦粉、水、塩、イーストだけのシンプルなもの。
- スープや煮込み料理に合わせると相性バッチリです。
パンチャバタとリュスティックのちがい
特徴 | パンチャバタ | リュスティック |
---|---|---|
国 | イタリア | フランス |
形 | 平たくてスリッパみたい | ラフで自由な形 |
外側 | 薄くて軽い | 厚めで香ばしい |
中身 | 大きな気泡でしっとり | 小さな気泡でふんわり |
材料 | オリーブオイル入り | シンプルな材料だけ |
どっちも美味しい!
パンチャバタは軽いのでサンドイッチにぴったり。一方、リュスティックはクラストの香ばしさが料理を引き立てます。それぞれの良さがあるので、どちらもぜひ試してみてくださいね。
初心者の方には、自由な形で作れるリュスティックがおすすめ!パン作りに慣れてきたら、ちょっと挑戦してパンチャバタにもトライしてみてはいかがでしょう?
オンラインレッスンで一緒に作りましょう!
1月のオンラインレッスンでは、久しぶりにリュスティックパンを取り上げます。簡単料理もお楽しみに。お申し込みの準備が整うまで、もう少しお待ちくださいね。
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