ciao! 横浜でイタリア料理とパンの教室ラクッチーナサッチを主催してます。
料理家の藤野です。
料理を仕事にして30年以上。

今、私がお伝えしている料理の原点は、
実はレシピ本ではありません。
若い頃、イギリスやドイツで暮らし、
フランクフルトではイタリア人たちと一緒に、レストランの厨房で働いていました。

言葉も文化も違う場所で、
毎日のように料理を作る。
そこで出会ったのは、
日本で習っていた料理とは少し違う、
もっとシンプルで、暮らしに近い料理でした。
おいしい料理は、難しくなくていい
ヨーロッパで暮らし、厨房に立ち、
その後もイタリアをはじめ各地を訪ねてきました。
長く料理を続けるほど感じるのは、
「おいしい料理は、必ずしも難しくなくていい」
ということです。
特別な材料をたくさん使わなくてもいい。
工程を増やさなくてもいい。
大切なのは、
素材を見て、どう料理するかを考えること。
塩を入れるタイミング。
火を止めるタイミング。
煮るのか、焼くのか。
手をかけるところと、かけなくていいところ。
ほんの少しの判断で、
いつもの材料がぐっとおいしくなります。
料理教室を始めたのは、小さなパンのレッスンから
帰国後、料理教室を始めました。
最初は、たった2人の小さなパンのレッスンでした。

それから30年以上。
今では横浜・日吉の教室で、
イタリア料理やパンをお伝えしています。
長く続けてきましたが、
私が大切にしていることは、昔からあまり変わっていません。
「教室で作れた」で終わるのではなく、
家に帰って、もう一度作れること。
家族に作って、
「おいしい」と言ってもらえること。
そして、料理する人自身が疲れてしまわないこと。
頑張らなくても、おいしい
年齢を重ねて、私自身の料理も少しずつ変わってきました。
時間をかければおいしい、ではなく、
必要なところには手をかけて、
必要のないところは頑張りすぎない。
旬のものを使って、
できるだけシンプルに。
でも、ちゃんとおいしく。
これは、ヨーロッパの厨房や家庭の食卓で出会った料理から教えてもらったことでもあります。
レシピの数を増やすだけではなく、
「なぜ、ここで塩をするの?」
「なぜ、ここでは沸騰させないの?」
「どこまで焼けばいいの?」
そんな料理の“見極め”を知ると、
料理はもっと自由になります。
これからも教室やこのブログを通して、
家庭の台所で長く使える料理の知恵をお伝えしていきたいと思っています。
頑張りすぎず、
でも、おいしい。

毎日の食卓が少し楽しくなるような料理を、
これからも一緒に作っていけたら嬉しいです。
横浜・日吉
イタリア料理とパンの教室
ラ・クッチーナ・サッチ
藤野幸子
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