イタリア食材に欠かせないドライトマトですが、
一口にドライトマトと言ってもいろいろな種類があります。
イタリアの家庭では、ドライトマトは、トマトを天日干しにして作ります。
最近は、瓶詰めの美味しいドライトマトが手に入るのでドライトマトの料理もとても気軽に楽しめるようになってきました。
乾かし加減によって完全に乾かしたり、半分だけ乾かしたり。
そのまま、乾燥で売られているものや、オリーブオイルに使っているものや
ハーブなどの味がついているものもあります。
今回は、いつもお世話になっているventipinoさんのおすすめドライトマトを2種類、ご紹介します。
こちらの2種類です。
POMODORO SEMI SECCHI (セミドライトマトの油漬け)↑
POMODOR RUSTICI AL FORNO↑
同じドライトマトですが、実は、味や食感が全く違います。
味見をしてみるとその違いにびっくりします!
・まずは、こちらのドライトマト
POMODORO SEMI SECCHI (セミドライトマトの油漬け)
オリーブオイルに使っていて、味はまろやかな甘味が特徴。多少の塩味もあります。
トマトの旨味がギュッと濃縮され、程よい乾燥具合。フレッシュなトマトを感じさせてくれます。
柔らかいので、そのままパンやチーズに添えて召し上がっていただくこともできますし、パスタやピザの具材にもよく使ってます。
ミネストローネスープに入れれは、綺麗な彩りと旨味がプラスされます。
・もう一つは、こちら
POMODOR RUSTICI AL FORNO
こちらも同様にトマトを半分乾燥させたもの。
オイルに使っているところは上の土未ドライトマトと同じですが、中に、アップルビネガーやハーブ、スパイスなどが入ってしっかりとした味がついてます。
食感も上のドライトマトに比べて、しっかり!!
ほど良い酸味があるので、煮たり、細かく切って使うとアクセントになりとてもおしゃれで美味しい料理ができます。
それぞれのドライトマトを使ったおすすめのお料理をご紹介します。
とても簡単で美味しいので是非お試しくださいね。
<セミドライトマトとオリーブのマリネ>
⭐️材料
セミドライトマトの油漬けPOMODORO SEMI SECCHI
オリーブの実(黒、緑、お好みのもの)
アンチョビフィレ(みじん切りにする)
エキストラバージンオリーブオイル
分量は、あえて書いてません。というのは、ご自身のお好みで割合は調節できます。ただしアンチョビは入れすぎると辛くなるので、1匹くらいを入れて様子を見ます。
オリーブオイル(今回は、DOPサビーナエキスタラバージンオリーブオイル使用)は材料がコーティングする程度。セミドライトマトが使っている油を入れてもOK
お好みでニンニクのすりおろしやパセリのみじん切り、辛いのが好きな方は、カイエンペッパーを入れても美味しいです。
ワインのおつまみに最高です!
使った食材こちらです。
<豚の生姜焼き風 ドライトマトと玉ねぎソース>
⭐️材料
豚ロース肉
セミドライトマト POMODOR RUSTICI AL FORNO
調味料・・・醤油、白ワイン、生姜、ニンニク
(セミドライトマトトマトのソース)
玉ねぎみじん切り、セミドライトマトのみじん切り、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、胡椒
⭐️作り方
まずは、セミドライトマトの材料をみじん切りにして、全ての材料を混ぜます。
塩、胡椒をした豚ロース肉をフライパンで炒めて、さらに生姜、ニンニクを加えて炒め、白ワインを入れて煮詰めたら最後に醤油を加える。
肉を皿に盛り付け、ソースを添える。
こちらのソースは、豚肉の他、鶏や豚、魚のソースとして、またサラダのドレッシングとしても美味しく召し上がっていただけます。
保存も1ヶ月できますので、保存するときは、綺麗な瓶に入れて保存します。
いかがでしたでしょうか?
2種類のドライトマトで簡単なお料理。是非、お家で楽しんでみてくださいね。
藤野幸子
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